2026年6月7日賞味
メーカー:油谷
銘柄:新茶
価格:100g 2,376円

石川県の老舗の製茶メーカーで,以前は東急百貨店の催事によく来ていた。
上手な接客で商売の基本を忘れない。
「トレーサビリティが大切」
お茶屋さんでこんな言葉を使う方を私は知らない。
他業種で流通を学んだ方なのだろう。
さて肝心の茶葉のほうは…
これが茶処とは言い難い地方の会社とは思えないほど,とても良い製茶なのだ。
そうか生産地ではなくても消費地,すなわち加工地として発展すれば,技量も高くなるのか。
色と甘みと渋味と,とても絶妙な逸品だ。
こだわり抜いて,自分の手で調整することに強いこだわりを感じる。
茶葉の配分にはかなり気を使っていることが試飲のお茶から透けて見える。
さらに他社を訪ね歩き,最新の情報を収集しながら営業活動も忘れないそうだ。
さすが厳しい北陸で経済の要を担う石川県らしさを感じる。
おなじ厳しい気候の地域にいながら,そのたくましい商いの精神は,我々は及ばない。
また震災の物語りを商売へつなげる場面もあったが,
これは当方も見覚えがある,貪欲という言葉でひと括りにはできない。
試飲を勧められつつ,いくつかの品物を吟味する。
あれやこれやと雑談を交えていると・・・急にいなくなり,
大声で「まとめて●●●●円!」と言いつつレジに連れ込まれる。
これには困った,こちらの予算はまるで無視だ。
しかも計算してみると,一部の品物をわずかに割引きしただけで,
他の商品は定価で売りつける手法には困る。
知らない販売員ならすぐにイエローカードでベンチに連れ込むところだ。
長話したあとは特に気をつけたほうがよい。
「いらぬものは,いらぬものである」
ここは個人ブログなので厳しく自由に言わせてもらうが,
ここいらでそのやり方が通ると思うな。
◎おいしいお茶の淹れ方をご紹介しています。
お茶のワルツは三拍子
◯秘訣は「ぬるく」「やや熱めに」「熱い!」の三拍子。
◯一杯目で茶葉を開かせないことが大切です。